2016年7月21日 木曜日 晴れ
竹内薫 ファインマン物理学を読む 電磁気学を中心として 講談社 2004年
本当は存在しない磁荷
DとHに惑わされるな
「ファインマン物理学」では電場Eと磁場Bが使われていて、一般的な教科書でよく顔を出す電束密度Dと、(いわゆる)磁場Hはあまり出てこない。・・EとBは、ともに「流束」(flux)なのであり、それ以上でもそれ以下でもない。・・電磁場に馴れないうちは、頭をEとBに集中させたほうがいい。(竹内、同書、p108)
電束密度Dを使う方式はあくまでも近似である。少なくともベテランになる前の段階では、基礎方程式に集中するのが電磁気学を習得するコツだといえよう。(同書、p109)
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