菜園日誌

ユリとその仲間たち栽培記録

2015年6月12日 金曜日

ユリ、成長しないものや下葉が枯れてきたものが3株。家庭菜園C列西端でその3本を掘り上げてみる。鱗茎はしっかりしまっていて白くきれいだが、鱗茎から10cmほどの茎のところが腐っている。ウイルス病、傷からバクテリアが入った、その他が考えられる。ウイルス病の場合、アブラムシを介して他のユリ苗に感染を広げるということだから、3本とも廃棄。

7月にはアブラムシたちも跋扈する季節を迎えるのだろう。しかし幸いなことに当家庭菜園は昨年はアブラムシがみられず、被害を受けた野菜は皆無であった。選んだ野菜がアブラムシにやられにくいものだったためかもしれない。あるいは私の菜園で窒素を控えめにしていることが有効であったのかもしれない。通常、キュウリやカボチャはアブラムシにもやられることが多いものだ。今年の私の菜園にはキュウリ苗が2本植えてある。自生のカボチャ苗が随所に発芽している。ともに窒素分は少ないはずだけれど、これからどうなるか気をつけて見ていたい。

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2015年7月10日 金曜日

ピンクのユリが咲いた。上を向いて咲くのである。だから朝起きてすぐに2階の寝室の窓を開けてユリを見下ろして楽しんだのだ。6月から7月上旬までの旬がエンドウとイチゴ、バラだったとすると、これらにバトンタッチするようにして、7月の旬はユリなのだ。ミニトマトもちらほら稔り始めているし、実取りエンドウももうすぐ収穫。ニンニクの葉っぱもだんだん黄色みを帯びてきて収穫の時期が近いことを知らせてくれる。

植えたとおりに茎が一本ずつずらりと出そろってくれれば名前の同定がたやすいのだが、ひとつの球根から2本以上の茎を出してくるものもありそうだし、ウイルス病にやられて途中で抜かれたり、そもそも生えてこなかったりしたものもあるので、名前の同定が難しい。去年の11月5日に書いた地図を参考に符合してみると、今回のピンクのユリは5球を並べて植えたパーティダイアモンドと考えられる。

WEBで調べてみると、タキイのサイトでは以下の通り:
すかしゆり・パーティーダイヤモンド: 桜ピンク色に底白でかわいい。
【色のきれいなすかしゆり】杯状の花を上向きに咲かせ、花弁の付け根がやや細く、間が透かして見えることから“すかしゆり”と呼ばれている。

次に咲いてくれるのはその隣のブライトダイアモンドか。同じくタキイのサイトでは:
ユリ・ブライトダイヤモンド:鉄砲ゆりとすかしゆりの中間種。両方のよい所を受け継ぎ、花が大きく病気にも強くスッキリした花色が魅力。スポットのない純白大輪種。性質は強健。 ※香りはありません。

香りがないというのは残念だが、二階の窓からこれらのすかしユリの美しい色かたちを愛でる7月。

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