菜園日誌

ポップコーンの種蒔き

2015年7月5日 日曜日 晴れ

畑の北西側残りにポップコーンの種蒔き。条間約40cm、株間は30cmで2,3粒ずつ蒔いてゆき、足で覆土・鎮圧。

すでに先日(6月29日)蒔いたコーンは(6日目にして)一部発芽がみられる。二冬越しのタネではあったが、発芽率は極めて良いようだ。

ポップコーン、スズメたちの大好物でもある。秋10月、自然豊かなコーン畑で遊んでいるときはスズメたちのさえずりが賑やかでいかにも楽しそう、こちらまでどことなく嬉しくなるのである。一方で、タマネギ畑から転作して植えられたコーン畑には生き物の気配が少なくシーンとしており、スズメたちがやってきてもコーンを食べるだけ食べたら停泊して遊ぶことなく無言でサーッと立ち去ってしまう(一昨年の秋の思い出)。

今年はどうだろうか? 10月中頃秋が深まる頃、この788の畑でいっぱいのコーンが実ったならば、半分ぐらいはスズメやそのほかの小鳥、ハトたちに分けてあげるとよいと思う。ただし、スズメたちがあんまり喜んで食べ過ぎるとお腹がいっぱいで飛び方緩慢となり、猛禽類の空軍やイタチ・キツネたちの陸軍に捕まって食べられてしまうのではないか、そんな事まで少し心配しながら種を蒔いていた。

今頃蒔いているのだから、十全の収穫量は望めないかもしれない。最低、来年のためのタネがたっぷり用意できればそれで良いと考える。本年度のコーン栽培の本来の目的は、がっちりした有機質の獲得と、コーンの根がしっかりと地面を捉えて少々の雨では流されないような豊かな傾斜地の畑にしてゆく基盤作りにある。コーンは(一昨年もらってとっておいた余り物のタネとはいえ)、そのための大切な働き手であり、私たちの畑作りの仲間・担い手なのである。やってくるスズメや小鳥たちも、それぞれの役割で豊かな畑作りに携わってもらいたいと考えている。さて、彼らにどんな当番を任せればよいのだろうか。その時になればとてもよいアイデアを思いつくような予感がある。この予感は楽しい。

今日でストックしていたすべてのポップコーンダネを播き終えてしまった。これでこの秋の収穫がゼロだと、ポップコーンに関しては極貧になってしまう。きっと大丈夫だろうと思うけれど、この夏と秋が良い気候に恵まれ、豊作の秋を迎えられるようスズメたちといっしょに祈りたい。

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2015年7月9日 木曜日 快晴

6月29日に播いたポップコーンは、きれいに芽が出そろっている。発芽率、極めて良好。7月5日に播いたポップコーンの発芽は未だである。

2015年7月10日 金曜日 快晴

昨日は見つけられなかったが、今日は7月5日に播いたポップコーンがちらほらと発芽し始めているのを見つけた。6月29日播種のものがきれいに出そろっているので、7月5日播きのものも次の雨の後ぐらいで出そろうだろうと期待している。次の雨の予報は来週の月火、7月の13,14日の予測である。

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