読書ノート

虫を増やす・菌を増やす・草を増やす

2019年2月23日 土曜日 晴れ(朝は小雪・のち暖かな陽射し)

館野廣幸 究極の有機農業技術は「草を生やす」ことである 土と健康 2019年 No.487(1・2月合併号)p12-17

以下の引用は、上記からの抄録引用:

三つの有機農業技術  

有機農業は豊かな生態系を創出することによって農産物も育つのであるから、有機農業技術とは「生きものを増やす」技術であると言ってよい。

①「虫を増やす技術」

② 「菌を増やす技術」

③ 「草を増やす」

雑草を増やす技術 ・・密かに「雑草を増やそう」と目論んでいる私は「雑草が種を付けてから刈る」ようにしている。・・雑草は適度に刈った方が種子の数が多い。作物の剪定作業と同じである。雑草の種を増やそう。勝手に生える雑草を活かすだけでなく、必要な雑草を必要な時期に生やす技術を目指している。・・・(中略)・・・同じ種類の雑草を生やしたければ草刈りをし、異なる雑草を生やしたい場合は草取りが有効である。(同書、p14-16)

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補註 私たちの果樹園は2015年から始まったので、今度の春は6年目の春となる。ブドウやリンゴの樹も4年目を迎える。草生栽培にして、次第に土が柔らかく豊かな畑に変わりつつあるように感じている。住んでいる動物たちも次第に複雑に豊かになっているようだ。

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