菜園日誌

菜園日誌 200509 ホソムギ=ペレニアルライグラスとネズミムギ=イタリアンライグラス

ホソムギとネズミムギ;ペレニアルライグラスとイタリアンライグラス

ホソムギ https://ja.wikipedia.org/wiki/ホソムギ ホソムギ(細麦、ペレニアルライグラスとも、学名:Lolium perenne)は、イネ科ドクムギ属の多年草。原産地はヨーロッパ。牧草として世界中で用いられ、そのほとんどの地域で帰化植物として雑草化している。冷涼かつ温和な環境や、水分が多い土壌を好み、乾燥状態や酸性土壌を嫌う。日本での開花期は初夏から夏。多年草であるが永年性はない。


ドクムギ属の植物種は相互に雑種を作りやすい。特にペレニアルライグラスとイタリアンライグラスとの間の雑種は連続的な変化を持つものがあり、両親間には明確な差があるにも関わらず、自生個体については判別が付きにくい。両者の基本的な違いは次の通りである。
* ホソムギ(ペレニアルライグラス) – 多年生。葉身幅2-4mm。頴は通常無芒。ネズミムギより稈がやや扁平で、葉鞘はやや丸みを帯びる。若い葉は折り畳まれている。* ネズミムギ(イタリアンライグラス) – 一年生。葉身幅3-8mm。頴に長い芒がある。

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ネズミムギ https://ja.wikipedia.org/wiki/ネズミムギ
ネズミムギ(Lolium multiflorum Lam.)は、単子葉植物イネ科ドクムギ属イネ科に分類される植物の一種。楕円形の小穂が軸に密着する形の穂をつける。 牧草としてイタリアンライグラス(Italian ryegrass)の名で使われ、日本ではごく普通な雑草としてよく見られるもののひとつでもある。近似種にホソムギがあり、この関係がややこしい。


ホソムギ L. perenne L.: 全体の姿はほぼ同じである。典型的なものでは、小穂の包穎が遙かに大きいことが大きな特徴となる。ネズミムギでは包穎が護穎よりやや大きいだけで、その長さは小穂全体の半分よりずっと小さい。ホソムギでは包穎が時に小穂全体の長さに近いほど発達し、小穂全体を主軸の側に包穎で抱え込むような姿となる。また、護穎に芒がない。このように典型においては両者はかなり異なるのだが、実際にはこの中間的な姿のものが結構多く、判断に困る例が少なくない。これは変異が多いと言うだけでなく、両者の種間雑種も簡単にできているらしい。この種もヨーロッパ原産で日本や北アメリカなどに広く帰化しており、日本でもよく見られる。ただしネズミムギよりはまれだとされる。なお、ホソムギも牧草として使われ、 Perennial ryegrass の名で流通する。


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補註: 私たちの畑の緑肥作物として定番のヒマワリ、ソルゴー、コスモス・センセーション、アフリカン・マリーゴールド、アルファルファ(多年草)、ヘアリーベッチ(一年草)、チモシー等と並んで、今回、初めて、イタリアンライグラス(ネズミムギ)を播種してみた。イタリアンライグラスはペレニアルライグラス(ホソムギ)と対照的に一年草ないし(秋撒きすれば)二年草、とのこと。

「初期生育早い、侵食防止に早期緑化用! 種 14kg イタリアンライグラス ガルフ 緑化用 緑肥 播種期:3~10月 雪印種苗」 https://item.rakuten.co.jp/plusysbtob/1062511/  https://www.snowseed.co.jp/wp/wp-content/uploads/grass/201807_07.pdf
昨年撒いたのがペレニアルライグラス(ホソムギ)。昨年の春から夏の旱魃で発芽は難航したが、この春は旺盛に育ってきている。「越冬性が優れる多収品種!晩生で放牧利用に最適!【種 10kg】 ペレニアルライグラス フレンド 晩生 酪農 畜産 [播種期:4~10月] 雪印種苗 北海道優良品種 雪印種苗育成品種

北海道では・・
・出穂始の目安6月14日・晩生で出穂が遅く、放牧利用に最適です・越冬性、春の萌芽が優れる多収品種・土壌凍結のない地域に適します」とのこと。 https://item.rakuten.co.jp/plusys7022/62529/   https://www.snowseed.co.jp/products/category/perennialryegrass01/
私たちの果樹園の草生栽培にどのような草がよいのか、またどのように定着してゆくのか、いろいろと試みて知見を積み重ねてゆきたいと思っている。

疑問: ペレニアルライグラスは多年草、イタリアンライグラスは一年草。では、これらの種間雑種は多年草になるのだろうか一年草で終わるのだろうか? 雑種が多年草になるか一年草として秋には枯れてしまうのか、それは遺伝的に最初に決まっているのだろうか? それとも、遺伝的に多年草であった場合でも、生えてきた場所の秋までの環境によって、あるいは冬越しの環境によって、冬には枯れたり(一年草として一生を終える)、冬越ししたものの花を咲かせた後に枯れたり(二年草として一生を終える)、次の冬も乗りこえたり(多年草として生き延びる)、ということになるのだろうか? 各個体で、そもそも雑種であるかどうか、一年草か多年草かどちらか、それを目の前で見ているその時点で見分けることが可能なのであろうか?

日本では当然のこと一年草として遇されているナスやトマトが、実は環境によってはいくらでも生き続けるという話を伺ったことがあるので、一年草とか多年草とかいう区別は、意外と便宜的なものなのかもしれない。今後、注意して勉強してみよう。

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