菜園日誌

大雨の翌朝

2015年9月3日 木曜日 曇り

昨日の大雨:気象庁のデータによると一日で74.5mm、16時から19時までの3時間で約60mm。まとまった雨となった。

わが家庭菜園はヒマワリが倒れかけている以外は問題なし。庭ではバラの鉢がひとつだけ倒れ。気象庁データでは最大風速7.9m北の風。

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一方、T788の畑の方は、せっかく草マルチした凹部のマルチはせき止めダムのところまで全て流されて表土は流亡、裸地をさらして惨憺たる状況となった。漸く数輪が咲き始めたヒマワリの列も倒れたり倒れかかったりしている。北の風が強かったのだろうか、北から南へと倒れている。それほど背の高くないポップコーンまでが倒れているのはがっかりである。根ががっちりと張ってはいなかったのだろうか。

畑中の道では、軽トラの轍が表土をめくってしまった。これも深く根が張っていなくて表面に浅く根を伸ばしていただけだったためにめくれてしまったのだろうか。

50ミリ程度の雨では何ともないような,豊かな畑にしてゆきたいのだけれど、実現するのはいつのことだろうか。

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倒伏に関して:8m/s程度の風で倒れるわけもないのだけれど、これに対して以下の2つの可能性が考えられる。
1)実際には瞬間的にもっと強い風が吹いた。
2)雨で表土が緩み、ヒマワリなど頭でっかちなもの、ポップコーンなど未だ十分に根が耕盤層に食い込めていないもの、などは8m/s程度の風でも容易に倒伏してしまう。
・・・おそらく、2)の要因の方が主要なものであろう。耕盤層が硬くて深くまで根を張ることができず、しかもある程度の雨が集まると薄い表土(約10センチ程度と極めて薄い)が粘土を水で溶いたようなどろどろとなり、ヒマワリのような重いもの、あるいはポップコーンでさえ、支えることができず、わずかな風でも支えることができないのである。

どうしたらよいか? 硬い耕盤層は、草生栽培で徐々にホコホコの土に変えてゆく、これしかないようだ。ロシアヒマワリは頭が重いので、それでも倒れるかもしれないが、それはそれで仕方がないと思う。ポップコーンの小さな苗が倒れることはきっと圃場が改善されたならば経験できなくなるだろう。

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