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不凍港を求めて ロシアの南下政策

2022年2月6日 日曜日 札幌はあっという間の大雪〜80cm? 歩道脇の積雪は2メートルをはるかに超えている。屋根や柱が壊れなければよいが・・。

神野正史#1 世界史劇場 イスラームの起源 イスラームはいかにして誕生し、いかにして分裂していったのか? ベレ出版 2013年

神野正史#2 世界史劇場 イスラーム三国志 揺籃と絶頂のイスラーム3強時代 オスマン帝国とサファヴィー朝、ムガール帝国が覇を争う! ベレ出版 2014年

神野正史#3 世界史劇場 侵蝕されるイスラーム世界 17〜19世紀後半の繁栄と衰亡の軌跡に迫る! イスラーム三大帝国・第2次ウィーン包囲・セリムの新制・エジプト-トルコ戦争・恩恵改革・東方問題・クリミア戦争・ミドハト憲法・スィパーヒーの乱 ベレ出版 2018年

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不凍港を求めて ロシアの南下政策

大北方戦争、東方問題、露斯(ロシア・イラン)戦争、グレート・ゲーム、日露戦争などなど、18世紀19世紀を中心としたユーラシア大陸の国際紛争の多くがロシアの南下政策に起因している。ロシアは何故に侵掠行為を止めぬのか。その答えは、建国以来のロシアの動きを地図で紐解いたとき初めて見えてくる。(神野#3、p239)

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・・すでにその萌芽は1856年のパリ会議のころから生まれていましたが、この1870年代からついにそれが本格化しはじめます。 所謂「帝国主義時代」の幕開けです。 帝国主義時代とは、「人道・道徳は消え失せ、無制限に武力がモノをいう時代」であり、強国が弱小国を問答無用で植民地とし、その民族を無慈悲に隷属させ、その富を吸い尽くしていく時代です。 元々“戦闘民族”だった白人(コーカソイド)はこれに「水を得た魚」、いや、「翼を得た虎」「時を得た風雲児」となってこの時代に勇躍することになります。 AA(アジアアフリカ)圏の国・民族は片端からその隷属下に置かれていく時代が始まり、それは大帝国であったオスマン、ムガール、そして清朝ですら例外ではありませんでした。(神野#3、p237)

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