読書ノート

目的の如何は、技術研究そのものに存するのではなく、それを運用する人間、もっと言えば個々の局面での政治的な判断のうちにあります。

2022年7月3日 日曜日 晴れ

鐸木さんのサイトより<以下引用> https://nikko.us/22/069.html

現代のように情報戦、認知戦、生物化学兵器戦争の時代に兵器をいくら買っても国は守れない。腹芸外交ができる狡猾な首相や外交官が必要なのだが、そのポジションにバカばかり揃っている状態で兵器を買っても国は弱っていくだけ。 <以上、引用終わり>

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戦争と虐殺を区別して考えることについて、武田さんのサイトを参照:

https://smilefriends.net/podcast/post-2182/ 2022年6月21日付け「虐殺をやめると平和になる」

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小浜さんの意見をまた引き:

・・ https://38news.jp/column/10386 より <以下引用>

目的の如何は、技術研究そのものに存するのではなく、それを運用する人間、もっと言えば個々の局面での政治的な判断のうちにあります。

防衛省の制度が研究委託だというのもウソです。きちんと公募という手続きを取って、安全保障に役立つと思われるものを採用しているのです。2年間で153件の応募があり、採択されたのは19件です。必ずしも軍事用というわけではありません。

たとえば現在のガスマスクは有毒物質をフィルターにため込んでしまうため、これを分解・除去する技術の開発を目指した研究があります。これなどは、当然、農薬の被害や自然災害を避けるのに役立つわけですね。

先に述べたように、軍事用から民生用へ〈スピンオフ〉、民生用から軍事用へ(スピンオン)の転用というのは、技術というもののもつ本質的な特性ですから、学術オタクたちが個々の技術研究だけを取り出してそれらを軍事用、民生用と腑分けすることは不可能だし無意味でもあります。彼らに要求したいのは、いま日本がどういう緊迫した状況に置かれているかということについて正しい感度と認識を持ち、それにもとづいて、「何をしないか」ではなく、「何ができるか」を考えてもらうことです。期待しても無理かもしれませんが。 <以上、引用終わり>

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