2015年6月13日 土曜日 雨のち曇り
エンドウのDay87
今日もエンドウの収穫。たったの2畝(4mx2)なのでそれほど収量は多くなく、お隣にほんの少しお裾分けする程度。それでも、緑色のサヤを緑の葉っぱなどから見分けて収穫するには少し手がかかる。家庭菜園ではこの程度の楽しみ方が適当なのだろう。7月のいつか、実取りエンドウが大きな実をつけてくるだろう。採ったばかりのエンドウの入った炊き込みご飯(いわゆるマメご飯)をゆっくりとできる週末の朝に食べられれば、それがとても贅沢なことのように思う。それもせいぜい一度か二度でいい。あのマメご飯のかぐわしい香りが私にとって春の豊かさの原風景かもしれない。
さて、今朝は茎の緑色に混じって緑地に黄の斑点の並ぶヨトウムシの5cmぐらいの幼虫を発見捕殺。とうとうそんな季節のはじまり。ただし、今はこの一匹。
7月にはものすごい大群になって押し寄せてくるのかもしれない。そうはならないことを期待して、私たちの家庭菜園は少量多品種の野菜を囲んでさまざまな草の旺盛に育ついわゆる自然農法にしているのである。
今年は2年目、土はほこほことした有機質たっぷりの豊かな土。空中にはクモが巣をかけている。地面や地中には多足の節足動物をはじめとして土に住む小昆虫がいろいろ大勢。大小のミミズもいっぱい住んでいる。カビ菌類は今のところ目立たないけれど、重要な働き手たち。バランスをくずせば野菜たちにとって病気の症状が現れてくるのだろう。
2015年6月14日 日曜日 晴れ
エンドウのDay88
今日も夕方はエンドウを摘む。本当は早朝に収穫したいところだが、時間の許すときにそのつど採っておいた方がよいだろう。両手の平に受けるほどの収穫。
*****
2015年6月23日 火曜日 曇り時々小雨
エンドウのDay97
エンドウが(四日間も空けたのでやや大きくなりすぎて)いっぱい実っていた。今日が収穫のピークかもしれない。大きなボールにいっぱい収穫。
*****
2015年6月26日 金曜日
エンドウのDay100
サヤエンドウを毎日いっぱい食べている。朝もぎと夕もぎとそのミックスであるが、それほど差を感じていない。
家人がエンドウ豆ご飯を食べたいというので、実取りエンドウのほうは今日からいよいよさやを太らせることにした。今までは樹勢が衰えるのを案じてできるだけサヤが絹さや風のうちにちぎっていたのである。
北海道では6月に旬を迎えるようにするのがエンドウの適期適作である。今までのところ、若干のハモグリバエとヨトウムシ1匹のほかは、全く病気も害虫もない。元気いっぱいでエンドウたちが過ごせた100日間であった。
*****
2015年7月4日 土曜日 曇りときどき小雨、夕方には晴れ
エンドウのDay108 むらさき菜豆のDay0
エンドウ、トップに達してから急に花付きが悪くなってきた。そろそろエンドウの季節・旬も終わりごろになってきたのであろう。
更新を前に株元にインゲンのタネを蒔くことにした。日当たりはややわるいものの、今蒔いておけば9月の初めごろにはおいしくなったサヤインゲンを楽しむことができるはずである。タネは、むらさき菜豆(やらず豆)、福岡県内の一地方で昔から栽培されていたつる有り、筋なしの平莢菜豆、とのこと。福岡県でうまくいっているものが、この北海道の冷涼地でうまくいくとは限らないが、トライしてみたくて購入していたのである。直まき。
*****
エンドウの芯止め?
2015年7月6日 月曜日 晴れ
エンドウのDay110 むらさき菜豆のDay2
サヤエンドウの背丈がぐんぐん伸びてついに私が背伸びしても収穫できない高さになってしまった。7月の初旬、樹勢は元気そのものだが、ひところの収穫高に比べればピークを過ぎている感じ。これ以上高く伸ばすには支柱の延長が必要で、それは不可能だ。そこで今日は芯止めすることにした。
今までは脇芽がとても少ない。頂芽優位の原則でトップがすくすく伸びながらも、脇芽を伸ばすことは互いに自重して、隣の株と太陽光をじょうずに分け合っている状態で今に至っている。
芯止めされることでこれからたとえ元気に脇芽が伸びてきたとしても、自身ないし近辺のエンドウと過密の状態で太陽光を奪い合う形になって急に樹勢が衰えてしまうのではないか、というのが私の予想である。そうでなくてもこれから7月の本格的な夏の暑さが始まれば、本来が春が適期であるエンドウたちには暑すぎて枯れてゆく時期が近づきつつある。そのころには一昨日根元に埋めたインゲン(むらさき菜豆)が伸びてきて交代するというのが理想的なシナリオだ。
*****
2015年8月13日 木曜日
むらさき菜豆の花がきれいに咲いている。私は豆科の花が好きなのだけれど、エンドウは今年は白花ばかり。大豆の花は余りにも控えめ。このむらさき菜豆の紫の花は小さく控えめだけれど、色鮮やかで姿も凜々しい。私の目にはまことに華麗な花といってよいだろう。
*****
2016年7月30日 土曜日 曇り
今年も家庭菜園のムラサキ菜豆の収穫が出来る季節となった。この菜豆は少々取り遅れで大きくなっても固くならないで美味しく食べられるのがありがたい。今年はクロサンゴキュウリと混植である。周りでは、ユリの花盛り。ほかに、サボンソウ、百日草、などが盛りの賑やかさである。
*****
********************************************