菜園日誌

菜園日誌 160721-160722

2016年7月21日 木曜日 晴れ

コンピュータの世話をした後、近所の大学に借りていた本3冊を返却。しばらく試験期間中と夏休みとで、部外者は立ち入りすることができない。次回の通常開館は、8月22日の月曜日から。

夕方、畑の見回り。ブドウ、病気はないけれど、生長は遅々としている。昨日までの雨で若干路面が濡れている場所もあるが、総じて固く乾いており、幼い苗には水が不足気味だろう。フレールモアによる草刈りも、路面状況としては十分に乾いていて楽にできそうである。

エンドウの収穫。絹莢。実取り。

トマトの脇芽欠き。ミニトマトアイコの収穫、少々。

大麦はもうそろそろ収穫しなければ。小麦は良く熟れてきているがまだ緑の残っている部分もあり、8月頃の収穫か。

カボチャ、1本が弱っていることを見つけたが、今日は若干進んでいるようでもあり、止まっているようでもある。立ち枯れ病に自然治癒があるかどうか、(一般的にはないとされているが)もうしばらく様子を見てみたい。

バラ、スピリットオヴフリーダム、2輪摘み取り。

夜、夜食のメインディッシュは若取りカボチャとエンドウの煮付け、良質のデンプンである。ただし、若取りのためホクホク感や甘みはない。これに取り立ての実取りエンドウの甘さが加わって、実に良い味わいである。

カボチャは開花・受粉からほんの1週間程度で(小さいけれど)こんな食べられる実になるのに、収穫までの全日程の50日間は何に使われているのだろう。恐らく、子孫のタネたちの充実に殆どの精力が使われているのであろう。よって、われわれはカボチャを新鮮野菜として若取りでどんどん収穫して食べたいだけ食べ、残りは9月の10日頃に(50日で)収穫して、それぞれの品種に応じた貯蔵と食べ方をしてゆけば良いのだ。今年は立ち枯れによる全滅の危険も否定できず、新鮮な若取りカボチャをどんどん利用してゆく所存である。

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2016年7月22日 金曜日 曇り

朝、キュウリ・クロサンゴ、5本収穫。後続はほとんど小さいものばかり。今のところ、3株とも病気なし。アブラムシもつかず、ベト病もウドンコ病も気配なし。

家庭菜園のスカシユリ、見事に満開、と数日前に書いた。早くも散り始めている。実が大きくなる前に花柄を切り取ってやりたい。今日は花柄摘みの初日になった。

サボンソウが開花。雑草にも全く負けない。上品、単純なピンクが、ラベンダーの薄紫と夏の舞台で共演する。

家庭菜園の自然栽培のカボチャ。元気よく伸び始めている。モモタロウトマトの畝間を埋めてしまう日も近い。圃場のマルチに植えたカボチャの1列が立ち枯れで全滅する危険もあり、こちら家庭菜園の自然栽培カボチャを疎むわけにはいかない。意図的にタネを植えたわけではないので、どんなカボチャが生ってくるか想像もつかない。昨年はケイセブンらしきカボチャが生って、しかも美味であった。

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腰の痛み(筋肉痛だと思う)が昨日から酷く、今日は消炎鎮痛剤を服用して安静にしている。畑仕事はお休みにするかも知れない。

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お昼前、リフォームの助成金の商品券を受け取りに商工会へ。その後、家庭菜園の世話。オニアザミを2株見つけた。大きくなって間もなく花開きそうである。これだけは放置できない。棘が酷く痛い。オニアザミを退治したついでに、菜園で伸びてきた大浦牛蒡の花株も切り取ることにした今まさに蕾が膨らんできたところであるが、この蕾は痛いのである。アザミの従兄弟筋には当たりそうである。

自然栽培のカボチャ、戸籍調査をしたところ、我が家庭菜園には計3株。二株は1個のタネから育ったものであるが、一株は何十もの兄弟タネが発芽して一緒に生えてきたもの、後者の方がカボチャの自然な育ち方に近いかも知れない。完全自然栽培で困るところは、どこに何株生えてくるか今頃になるまでわからないことである。蒔かぬタネは生えぬ訳だが、予期せぬ棄てダネから発芽するのを「完全」自然栽培と称している。7月も終わりに近づいた今頃になって漸く畑で存在感を示し出す大器晩成型である。去年は菜園の周囲一杯に広がった後、盛大にウドンコ病の症状を呈して、それでも多くの実をつけて何個かは十分に熟した。食べてみると、一昨年良く世話したカボチャよりも味に癖がなくて食べて美味しく感じた。今年はどこまで育つだろうか。今は、小さな雌花が見つかったところである。

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