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ミクロの写真館

2016年10月31日 月曜日

山村紳一郎 ミクロの写真館 不思議な世界をクローズアップして見る・撮る! 誠文堂新光社 2013年

簡易暗視野照明 
視野外から差し込む光で観察するのが暗視野照明。正式には専用のコンデンサを使うが、ここでは厚紙の円盤で中心部の光をさえぎり、コンデンサ絞りを開いて簡易的な暗視野としている。(山村、同書、p44)

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偏射照明
コンデンサ絞りを少しずらした偏射照明にして観察したところ。レリーフのように浮きあがって見え、細かい部分もよく見える。(同、p43)

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砂は岩石が砕けたものなので、元の岩石の鉱物を含んでいる。地域によって分布する岩石が異なるから、砂も場所によって特徴がある。手軽だけど奥が深い。(同、p50)

偏光観察
透明な鉱物は光を偏光させるものが多いので、偏光板にはさんで観察すると干渉色が見られる。泥成分を洗い流してから観察するといい。(同、p50)

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干渉色
干渉色は光源の光に含まれる色の成分があらわれるので、電球、蛍光灯、LEDなど、光源の種類が異なると色味も変わる。その違いもまた楽しく美しい。(p55)

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