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楚の人の答え「たかだか命題の少なくとも一方が偽であることが検証されるだけです。

2019年2月22日 金曜日 晴れ
補註: [妖精現実 フェアリアル]http://www.faireal.netというウェブサイトで

「矛盾」を無理矢理弁護

という面白い記事を見つけて読んでみました。とても楽しかったので紹介します。特に、数学や法律や宗教・文学・哲学、さまざまな分野の本を読んでいるような勉強大好きな青年や大人の方々には大変楽しめると思います。(ちなみに、このサイトに辿りついたきっかけは、鐸木さんの日記で紹介されていたのを見つけたことでした。https://takuki.com/nikki/nikki01-09.htm
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同ページから一部だけ引用すると・・
数学(正統的論理学)
矛盾は発生していない。
命題の少なくとも一方は偽である。すなわち少なくとも次のいずれか一方が成り立つ。
(a) 「この盾で任意の武器を防御することはできない」 言い換えれば「この盾を破壊する武器は存在する」。
(b) 「この矛では任意の防御を突破できない」。すなわち「この矛では突破できない防壁は存在する」。
直観的にも明らかだ。「偽」である命題を両方「真」であると仮定したために矛盾が発生したに過ぎず、 韓非子の仮定は誤っている。この件は「矛盾」ではなく「偽」に過ぎない。どこにもパラドックスは存在していない。 →楚の人の答え「たかだか命題の少なくとも一方が偽であることが検証されるだけです」
以上、引用終わり。
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補註: 以下の「感触」のお話は、私にとって大変勉強になった。<以下引用>
ここまで書いてきた「ロジックだけ」の透明さ(美しいかどうかは主観だが、ともかくロジックの「感触」)と、 以下で例示する「議論そのものではなく、議論する人間を巻き込む」ことの濁った感じの違いを感じていただければと思う。(同じく、同サイトから引用)
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補註: ところが一方で、アニオタ=「アニメ・オタク」編の部分は、私には0.3%も分からず、勉強不足を痛感させられた。遅ればせながら、L氏所有の巨大な漫画本蔵書の棚の中から適当な入門書をお借りして勉強を開始すべきかとも考えている。<以下引用>
心の盾を破らねば、矛は矛のまま死んでゆく。 世界は盾、我らは矛だ。 世界の矛盾を破壊せよ。 矛盾を革命するちからを! …かしら、かしら、ご存じかしら? この矛でこの盾を突くとどうなるか?  分からないまま終わる、そんなのは嫌だ。ああ、教えてせんせいさん。
説明しよう。矛と盾にはそれぞれラムダ・ドライバが装備されており、これはオペレータの精神力の戦いとなるのである。 (同じく、同サイトから引用)
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