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現代英語が成立した過程を見る

2019年6月5日 水曜日 雨


朝尾幸次郎 英語の歴史から考える英文法の「なぜ」 大修館書店 2019年


なぜ be going to という言い方をするのか表現の由来・・元来、この進行形には・・文字通り「行く」という意味がありました。その移動の意味が失われ、近い未来を表すようになったものです。will との違い この be going to は「・・に行こうとしている」というのがその原義ですから、これはその様子を外から判断したものです。これは「周囲の状況からそのように判断される」という場合に使います。・・これに対し、will は意思を表すその原義から主観的な判断、もしくは意思の意味が消えた単純未来を表します。(朝尾、同書、p241-242)


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「オックスフォード英語辞典」を使う・・その歴史主義という考え方とその記述のしくみを知れば、現代英語が成立した過程を手にとるように見ることができます。それはあたかもタイムマシンで過去を見に行くかのようです。(朝尾、同書、あとがきに代えて)


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