culture & history

日高見国: アマテラスを戴いてタカミムスビが統治を実践する国。

2,022年4月1日 金曜日 雪解け進むも、ちらちらと雪(4月になっても雪が降る)。

田中英道 日本の起源は日高見国にあった 縄文・弥生時代の歴史的復元 勉誠出版 2018年

・・縄文・弥生時代、日高見国を形成していた関東・東北の東国は、日本の源郷でした。高天原は関東にあり、日高見国の、アマテラスを戴いてタカミムスビが統治を実践する国家の芯は常陸国に、鹿島神宮と香取神宮を中心とした地域にあったと考えられます。天孫降臨の神々はすべて、鹿島から旅立ったと思われます。(田中英道、同書、p184)

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補註: 縄文・弥生時代の歴史的復元仮説。大変に面白い。けれども、8世紀初め頃の人々によって編纂された日本書紀などの史書から壮大な過去(偉大な縄文文明!)を科学的な学問として実証的に構築するのは極めて困難と思う。ひとつの作業仮説、壮大なロマンとして読み解いていくと楽しいと思う。「古事記」などの読み方についても、学問としての歴史からの視点での読み方の他に、本書のようなひとつの作業仮説、壮大なロマン構築作業として読み解いていくことも当然許されることと思う。

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