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民主主義という虚構/日本は和の民主主義

2022年9月3日 土曜日 曇り 朝の気温が9〜10℃・・今朝は少し寒い。夏が終わる・・。

馬渕睦夫 道標(みちしるべ)日本人として生きる ワニブックス 2022年

民主主義という虚構/日本は和の民主主義

本来両立し得ない「自由」と「平等」を架橋する虚構、まさにフィクションとして作り上げたのが「民主主義」という言葉です。多くの人が「民主主義」と言われても、実はよくわからないのではないでしょうか。(馬渕、同書、p259)

日本は和の民主主義

それは、天皇という権威と国民の間に利害関係の衝突がない、ということです。これは世界でも日本だけなのです。それが「君民一体」ということですね。(馬渕、同書、p260)

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「権利」は左翼思想/日本に「契約書」はなかった

日本は契約社会ではない「信用社会」です。・・契約にしたら、必ず解釈によって衝突や争いが出てくるでしょう? 争いが出てくると「弁護士」という職業が必要となる、しかも二人分。日本人にはなかなか思いつかない。・・ですから契約書を沢山つくって、争いを起こして、弁護士が儲けて裁判所の判事も仲間だから皆で山分けをする。そういうことを考えるのが、実にすごい発想なのですよ。・・彼らは、日本にもこの発想を持ち込もうとしたのですが、日本の「国体」はそれを受け入れなかった。(馬渕、同書、p261)

・・問題を起こして、自分に有利に解釈するために契約書をつくる。しかし、いくら契約書をつくっても、文章で完全に説明し切ることなどは出来ない。だから、いかに、文章の隙をついて自分に有利にするか・・というのが彼らの考えることなのです。・・世の中の仕組みというのは、実は簡単なのです。それを“見抜けば”良いだけなのですから。(馬渕、同書、p262)

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