culture & history

中ソ不可侵条約(1937年8月21日)

2023年12月26日 火曜日 雪

長浜浩明 謀略の戦争史 日本人が知っておきたい歴史の裏側 展転社 

 上海事変の最中、蔣介石とスターリンは手を握った

 ・・1937年8月21日、日中が戦争状態になると、ソ連と蔣介石は「中ソ不可侵条約」を締結し、ソ連は上海クーデター以来停止していた軍事援助を再開した。日中戦はソ連の代理戦争のようなものだったから、日中が戦い、両者が弱体化すればソ連と毛沢東にとって一石二鳥の効果があったからだ。  「スターリンはソ連からの武器購入代金として蔣介石に二億五千万米ドルを融通し、航空機千機のほか戦車や大砲を売却し、加えて相当規模のソ連空軍を派遣した。・・・以下略・・・(長浜、同書、P348)

 ヒトラーに方針転換させた「中ソ不可侵条約」

 ・・中ソが手を握ったと見たヒトラーは、・・新たな対中輸出を禁止し、ドイツ軍事顧問団の引き上げを決断した。彼は、大きく日本に向かって舵を切り、1937年11月、日独伊三国防共協定を締結する。(長浜、同書、p349)

 日中和平潰しを画策したコミンテルン

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