学ぶこと問うこと

K学園の評議員会に出席

 

2014年3月6日 木曜日

学校法人K学園の評議員会に出席

今日は、学校法人K学園の評議員会に出席してきました。中間学事報告、中間業務報告、決算見込報告などが行われたあと、寮の給食食堂業務の外部委託、新校舎建設状況に関して報告がなされました。審議事項としては評議員の補充選任の件があり、私は今回から評議員の一員として加えていただけることになりました。諮問事項として来年度の予算案とH中高の学校校舎および寮の増改築について話し合われました。

さて、私は、H中高の7年1組の男の子の父兄として7年間にわたってH中高にお世話になってきた立場です。研究機関や大学教育に関してはかれこれ30年以上もたずさわってきましたが、中学校・高等学校に関しては教育経験はありません。自らの思い出を手繰り寄せ、40年前の生徒時代の我が身を振り返ってみなければなりません。

ただし、私の母はずっと県立高校の家庭科の先生として勤めておりました。父もずっと県立高校の社会科の教師でしたから、教育とは親しい環境での生い立ちであったともいえるかもしれません。しかし、残念ながら実情は紺屋の白袴・灯台もと暗しのことわざ通り、教師の息子は親には教えてもらえず放任教育ということで青少年時代を過ごしてしまったのです。

それはさておき、評議員として少しでもK学園に貢献できるよう微力を尽くしたいと考えます。それからさらに視野を広げて、K学園の生徒さんたちほど恵まれていない環境におかれている多くの日本の子供たちのために何らかお役に立てる仕事をしてゆきたい。なによりこれからは、自分の生きている地域社会での実践に取り組んでもみたいのです。

そしてさらに、海外の子供たちのためにも、どんな環境を残してあげられるのか、考えてゆきたいと思います。

・・・と考えたところで、顔の見えない海外の子供たちのために具体的な案も浮かびようがないことで途方に暮れます。机上の空論ではなく、やはり身近で小さなところから実践してゆくことが大切と思い至ります。まずは自分の暮らす地域社会のなかで、子供たち若者たちと挨拶を交わすところからすべてが始まるのでしょう。

私の場合は、これから直耕の実践をとおして子供たちや若者とふれあいの機会を生かし付き合ってゆければ幸いだと思います。楽しみですけれど、うまくゆくことばかりではなく大変難しいことだろうとも思われます。

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