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都会の「ミニマリスト」は生き残れない。

2022年8月21日 日曜日 晴れ(今日は私たちの農園にジャガイモ掘りのお客様二組。私たちはオーガでブドウ垣根の隅柱の杭打ちを進めた。)

鐸木能光 マイルド・サバイバー MdN新書 2022年8月11日発行

都会の「ミニマリスト」:

・・物を持たない生活というのは、すぐそばにコンビニやスーパーがあり、いつでも簡単に生活必需品が手に入る都会でのみ通用する生活であって、都会を離れたら成立しません。いろいろなことを他人のサービスに頼っている生活スタイルなので、いざというときに必要な道具や素材を使いこなす技術を持っていないのではないかと心配です。・・田舎では自分でできることは自分でやるのがあたりまえで、それはもうマイルドだハードだということではなく、生きることの基本です。  (鐸木、同書、p109)

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補註: φ120mmの太さの隅柱の束(50本が3束)を縛ってある金属のベルトを切ることができず、一塊になった束の中から木柱を取り出すことができない。昨日の雨で木柱が水を吸って膨らんでいることも影響しているのだろう。そこで、午前中はできるところまでオーガによる穴掘りを進めた後、お昼に金切鋏や金属鋸を買いに行く。いつもながら後手後手・泥縄式の作業様式だ。足りない物が多いので、必要になる度に少しずつ買い足している。この次からはスムーズに進むはず。このように道具を買い足し買い足ししている結果、だんだんと道具が増えていって、狭い倉庫に平置き床置きが散らばって・・整理がつかず、置いた場所を忘れてしまうのが痛い。必要になったときに見つからないで、やむなくもう一丁を買いに走る・・というわけで、新規就農者はてんやわんやが続くのである。理想としてミニマリストで暮らすのが潔いと思いながらも、現状、私の場合、田舎でミニマリストとして暮らすのは難しい。

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